就活に励む選手たち
スター選手のように、引退試合ができるプロ野球選手はかなり限られ、多くの選手は戦力外通告をされ、12球団合同トライアウトを受験し、それでもお声がかからず、野球浪人をする人、社会人野球に活路を見出す人、泣く泣く引退する人、様々な方がいます。
この様子はテレビでも取り上げられ、注目を集めています。引退後、就活を始める選手が最初に苦しむのは、社会経験のなさからくる戸惑いです。
どうしてもプロ野球選手としての自負やプライドが邪魔をし、なぜこんなことをするのかと疑問に思ってしまう人が多々います。
頭を下げるということをしてきてないのもまたマイナスとなってしまうのです。そのため、多くの人は親族からの紹介、後援者の斡旋、お世話になった指導者のコネで仕事を見つけてもらい、仕事をしています。
プロ野球選手になれるだけすごいことだというのに気付くのはもっと後になってからで、そこに気付いてからは自分に自信がつき、仕事もうまくいくようになると言われています。