達成したいプロ野球史上初の記録

現役時代に達成した記録は、自分の現役時代を知らないファンでも案外知っているものです。特に史上初の記録、プロ野球歴代1位記録といったものは後世に語り継がれます。

まだセーブという概念が浸透してなかった時、1試合で勝利とセーブを同時に達成した選手がいます。

元日ハムの高橋直樹氏は、6回途中までリードした場面で一度三塁の守備につき、その後再びマウンドに上がり、最後まで投げ抜いたことで勝利とセーブを同時に達成する珍事を生み出しました。

当然、翌年からルール改正されこんなことは起こりえませんが、ユニークなものであったにせよ、プロ野球の歴史に名を残すことはとても素晴らしいことです。

先日引退された西武の西口氏のように、ノーヒットノーランや完全試合を最後の最後で達成できないというのも公式なものとしては残らないにせよ、人々の記憶には残ります。後世に語り継がれるためには、こうしたオンリーワンの何かを経験しておかなければなりません。