別の道で活躍することもある
監督やコーチ、はたまた評論家などプロ野球選手を引退後こういった仕事に就くことを拒んだり、その夢が叶わず、別の道で生計を立てていく人が多いです。
例えば、元巨人の条辺氏のようにうどん屋を開業したり、元横浜の中野渡氏がもつ鍋屋をやるなど、飲食業を選ぶ人は多くいます。また、後援者のつてをたどり、営業マンとして転身したり、親会社の関連企業に面倒を見てもらう元選手も少なくありません。
いわゆるセカンドキャリアで成功をつかむ人もいるのです。こういった人の特徴は、プロ野球選手としてはマイナスになる気の優しい面を持つ人が多いとされています。
また、プロ野球選手の場合、中学高校大学、そして現役時代と厳しい練習に耐えてきました。こういう忍耐力も強みになり、特に飲食店での下積みを耐え抜き、自分の店を持てるようになります。
反対に、スター選手が店を持つとたいていうまくいかないのは、現役時代同様のスタンスで臨んでしまうからです。なので、セカンドキャリアでは今までの自分を捨てられるかが成功のカギとなるのです。