ドラフト指名での屈辱を現役時代に晴らした選手
ドラフト制度が導入されて50年になりますが、昔は10数人指名して数人しか入団しない球団があるなど、今みたいに入団拒否がニュースとなるような時代ではありませんでした。
ドラフト指名を巡り、約束を反故にされ、その球団に対し闘志をむき出しにする選手がいました。
例えば、現役時代の中日星野仙一氏は、巨人から指名されると約束されながら、反故にされ中日入団となり、絶対に巨人には負けないと巨人キラーとして戦い続けた選手もいますし、清原氏のように自分ではなくチームメイトの桑田氏を指名され、それをバネに成長し、FAで巨人に入団するというケースもあります。
こうして、ドラフト指名での屈辱をプロ野球での成功につなげる選手は多くいます。また、ドラフト外から入りプロ野球で活躍するケースも多々あり、こうした選手はドラフト指名選手へのライバル心で頑張ってきた面があります。
要するに、モチベーションの持ち方次第でプロ野球選手として頑張れるかどうかが成功のカギを握るのです。