すぐに監督になれる人もいる

最近では選手兼任監督として、選手を続けながら監督をやる人がいますが、このように、プロ野球選手を引退後、すぐにオファーが来る人はたまにいます。

そういった人はスター選手として実績を積んできた人が多く、一番有名なのが1974年に引退し、翌年から巨人の監督になった長嶋茂雄氏です。

残念ながら初年度は巨人史上初の最下位となってしまいますが、その後も長く務めあげてきたわけで、指導者の英才教育として若いうちから経験させるというのはよくあります。

中には横浜ベイスターズを日本一に導いた権藤氏のように、プロ野球のコーチを長年経験してから就任するケース、中日の落合氏のようにコーチ経験なしでいきなり就任するケースもありますが、結局のところは就任した人物の人望と実績、球団のサポートが成功のカギを握っています。

若くなれば失敗してもそれが糧となりえるわけで、やはり若くして就任した方がその後の幅や選択肢が広がると言えるのではないでしょうか。